婚活パーティーで会話を弾ませるコツは? うまく話せないときの対処法も

婚活パーティーで会話を弾ませるコツは? うまく話せないときの対処法も

「婚活パーティーでいつも会話が長く続かない」「どのような話題を出せばいい雰囲気になれるのか」など、婚活パーティーの会話で悩んでいる方は多いでしょう。初対面同士が顔を合わせることになる場所なので、挨拶から始まる会話はとても重要なポイントとなります。けれども、緊張でいっぱいになってしまうと、うまく話が続かなくなる人は多いはずです。

そこで、本記事では、婚活パーティーでの会話について解説します。

この記事を読むことで、婚活パーティーで相手と話ができるコツなどが分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.婚活パーティーで話す話題は?

まずは、婚活パーティーに適した話題をいくつか紹介します。

1-1.お互いの仕事について

婚活パーティーでよく話題にあがるのが「仕事」に関する話です。参加する前に相手のプロフィールカードをチェックすることができますが、どのような仕事をしているのか書かれていると思います。相手の仕事に興味がある素ぶりを見せると、相手も話しやすくなるケースがあるでしょう。また、自分が仕事をしている場合、どのような業務なのか・やりがいなどについて話もできます。さらに、同業者であれば、その業種ならではの話題も出すことができるはずです。仕事は相手の年収にもつながる重要な項目になるため、チェックしておきたい話でもあります。

1-2.趣味や食べ物の話

趣味や食べ物の話も、婚活パーティーでよく話題にあがる内容です。婚活パーティーに限らず、初対面の人と話をするときにも、趣味や食べ物の話題が出てくると思います。食べ物の好みが同じであれば結婚生活が具体的にイメージできますし、共通の趣味があることが分かれば意気投合するでしょう。趣味と食べ物の話は、お互いのことを知れる話題の1つです。共通点が見つかりやすく、会話が盛り上がりやすい話題ともいえるでしょう。

1-3.結婚観についても

婚活パーティーに参加している人たちは、結婚相手を見つけるという目標があります。そのため、初対面の人とでもお互いの結婚観について話し合う機会が多いでしょう。たとえば、どのような結婚生活を送りたいのか・どのような夫婦や家庭を築きたいのかなど、相手の本気度が分かる話題でもあります。自分の結婚観に興味を持ってくれる相手なら、そこからいろいろな話ができるでしょう。

2.うまく話せないときの対処法は?

うまく会話が続かなかったり、話ができなかったりするときは、どのように対処すればいいのでしょうか。

2-1.プロフィールカードで気になったことを尋ねる

話題が出てこなかったり、うまく会話が続かなかったりしたときは、焦らずにプロフィールカードを頼りましょう。婚活パーティーのプロフィールカードには、最終学歴や趣味・特技、自分の性格、休日の過ごし方などさまざまな情報が記載されています。そこで、自分が気になったところを詳しく尋ねると相手も答えやすくなるかもしれません。たとえば、休日の過ごし方が「美術館巡り」ならどんな芸術に興味があるのか、「カフェ巡り」ならどんなカフェが好きなのかなど話を広げることができます。

2-2.質問の仕方をオープン・クエスチョンにする

うまく会話が続かないときは、質問の仕方をオープン・クエスチョンに変えてみるといいでしょう。オープン・クエスチョンとは相手が自由に変えることのできる質問を指しています。反対に、クローズド・クエスチョンという言葉がありますが、これは相手が「はい・いいえ」でしか答えられない質問のことです。たとえば、「週末はお仕事お休みでしょうか?」がクローズド・クエスチョンとなり、はい・いいえのどちらかの回答で会話が終わってしまいます。けれども、オープン・クエスチョンとなる「お仕事がお休みの日は何をされているんですか?」に変えると、相手の回答によって会話が膨らみます。

2-3.失敗を恐れないことが大事

うまく話せない方ほど緊張してしまい、「相手に悪い印象を与えてしまうのでは」と失敗を恐れている傾向があります。失敗を恐れすぎてしまうと、無言になってしまいがちです。まずは、この考え方を変えていかなければなりません。婚活パーティーで自分を偽ってしまうと、本当の姿をさらけ出せないままお付き合いがスタートする可能性があります。結婚生活が窮屈になってしまっては本末転倒です。だからこそ、失敗を恐れずに、ありのままの自分をさらけ出していきましょう。本当のあなたを受け入れてくれる相手こそ、結婚相手にふさわしい人物です。

3.相手と話すときに押さえておくべきポイント

ここでは、相手と話すときに押さえておくべきポイントをいくつか紹介します。

3-1.笑顔が基本

相手と話をするときの基本は笑顔です。あなたは笑顔で目の前にいる異性と話ができているでしょうか。婚活パーティーに限ったことではありませんが、相手が笑顔で接してくれると好印象を抱きますし、自分自身もリラックスできるものです。逆に、相手がしかめっ面をしていたり、無表情だったりすると「話しにくい人」という悪い印象を持たれてしまうでしょう。相手と話をするときは笑顔を大切にしてください。

3-2.相手の目をまっすぐに見る

笑顔と同時に心がけてほしいのが、相手の目をまっすぐに見ることです。特に、会話をしているときは、相手の目を見て話すことが大切なポイントとなります。きちんと目を見つめて話をすると、「自分の話をきちんと聞いてくれている」という安心感につながるのです。誠実に向き合ってくれているんだと、好印象を与えられるでしょう。とはいえ、ずっと見続けると相手が緊張してしまう恐れもあるので、時々、視線を口元や鼻先などに移すコツも必要です。基本的に、会話の要所で相手の目を見てうなずくなどリアクションを取れば、相手に好印象を与えることができるでしょう。

3-3.自然体で接する

自分が自然体で接しようと心がけることで、相手も自然体で触れ合えるようになります。婚活パーティーの多くは自己紹介で2~3分、長くても7分の時間が確保できるでしょう。限られた時間の中で自分をアピールしようと、自己主張を激しめにするのはNGです。相手の反応を見ながらも自然体で触れ合うことが大切なポイントとなります。あくまで婚活パーティーは結婚のきっかけを作る場所なので、相手にとって「もっと話してみたいな」と思わせることが大切です。できるだけ、ナチュラルな姿で接したほうが相手に好印象を与えられるでしょう。

3-4.相手の話に興味を持つ

目の前にいる人が自分の話に興味を持ってくれると、とてもうれしい気持ちになりますよね。男性でも女性でも、自分の話をしっかりと聞いてくれる人に好感を持つものです。たとえ、自分の知らない話や興味のない内容であったとしても、ほかのことに意識を向けるのではなく、しっかりと耳を傾けてください。そして、相手の話に興味を示すようにしましょう。

4.NGな会話の例を紹介!

ここでは、NGな会話の例をいくつか紹介します。

4-1.相手の話を否定する

「それは違うよ」「間違っているんじゃないかな?」など、相手の話を否定するような会話はNGです。初対面なのに相手から自分を否定されてしまうと嫌な気持ちになりますし、婚活パーティーが嫌な思い出になってしまいます。自分がされて嫌な言葉は、絶対に相手へいわないようにしましょう。いくら仲良くなった相手でも自分を否定されるといい気持ちはしないはずです。また、「でも」「だって」など否定的な言葉を出すのもNGとなります。相手の話に耳を傾け、肯定することが会話を弾ませるポイントです。

4-2.自慢話ばかりする

男性に多いNG例が、自分の話や自慢話ばかりすることです。「仕事で頼られることが多くて……」「昔はヤンチャだったんだよ~」など、主観が強い自己主張は相手に悪い印象を与えてしまいます。「プライドが高そう」「過去の栄光にすがっている」と思われてしまい、会話も自然と続かなくなるでしょう。話題がなくなると自分のことばかり話してしまいがちですが、自己PRは程々にすることが大切です。

4-3.デリケートな質問をする

初対面なのに、いきなり個人情報に関することや過去の恋愛・性的な話になると、デリカシーのない相手だと思われてしまう恐れがあるのでNGです。気になる話題かもしれませんが、デリケートな質問はある程度仲良くなってからのほうがいいでしょう。お互いをよく知り、デートを何回か重ねてからするのが無難です。婚活パーティーでは、相手が答えにくい話題や質問は避け、誰もが答えやすい会話にしましょう。

4-4.愚痴や不満ばかりをいう

婚活パーティーで失敗している人の多くは、愚痴や不満ばかりを相手にいってしまっています。たとえば、「何度も参加しているのに運命の人と出会えない」「自分のどこが悪いんだろう……」など、ネガティブな発言もなるべく避けたほうがいいでしょう。愚痴や不満ばかりをいう人に対し、どのような反応をすればいいのか相手も困ってしまいます。新しい出会いを求めるワクワクな気持ちが、お互いにストレスを感じる嫌な時間になってしまうのです。いい気持ちになる人はいないので、明るい言葉を出すように心がけてください。

5.婚活パーティーの会話に関してよくある質問

婚活パーティーの会話に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.婚活パーティーの会話における鉄則は?
A.お互いに楽しめる会話にすることです。婚活パーティーは異性との出会いを楽しむ場となります。初めての人と話をするのはとても緊張することではありますが、その緊張感も楽しめる余裕を持つのが理想です。自分自身が楽しめるようになれば、相手にもその気持ちが伝わり、会話も自然と盛り上がるでしょう。

Q.参加する前にしておきたいことは?
A.いざ異性を前にすると緊張してしまい会話が続かないという方は、婚活パーティーの前日などに鉄板の質問をいくつかピックアップしておくことをおすすめします。仕事内容や出身地・休日の過ごし方といった質問を用意しておけば、当日に話題がないという事態にはなりません。また、プロフィールに自分のことをしっかりと多めに書いておくと、相手も質問しやすくなるでしょう。

Q.男性で会話が続かない原因は?
A.男性は女性よりも「自分がリードしなくては」と緊張感を強く抱いてしまいがちです。会話をリードしなければならないという気持ちが強くなるほど緊張感が増し、焦りから無言になってしまいやすい傾向があります。実際に、男性がリードしなければならないということはありません。お互いのことを理解するには、男女それぞれが質問するのが理想です。どうしても緊張してしまうのなら、そのことを素直に伝えるといいでしょう。その素直さが好感アップにもつながります。

Q.NGな話題は?
A.婚活パーティーでNGな話題は、相手の容姿に関することです。たとえ、相手のことをすてきだと思ったとしても、初対面で「顔がかわいいね」「スタイル抜群でうらやましい」などと簡単にいわないほうがいいでしょう。褒められるのはうれしいことですが、下心を感じてしまったり、お世辞をいわれていると感じたりする可能性もあります。外見や容姿ではなく内面を見ることが大切です。

Q.話し上手な人の共通点は?
A.話し上手な人は、5:5を意識した会話を心がけています。自分が話す内容と相手が話す内容をちょうど半分にバランスよく収める会話です。話題が持ち上がるといろいろな話をしたくなりますが、相手が話すターンになったら聞き手にまわってください。そこで聞いた話から話題を広げていき、お互いの話を5:5にします。5:5を意識した会話は、お互いが楽しく話せる環境です。

まとめ

初対面の異性が集まる婚活パーティーでの会話は、挨拶が重要なポイントとなります。ハキハキと挨拶をするだけでも、相手に「話しやすそうな人だな」という好印象を与えることができるでしょう。何を話していいのか分からないときでも、相手の目をしっかり見て話を聞いたり、相槌(あいづち)を打ったりすることはできるはずです。また、婚活パーティーに参加する前に、いくつか話題を用意しておくと会話も自然と弾むでしょう。