夫婦円満のコツが知りたい! 夫婦仲が悪化したときの対処法は?
- 2021.06.09
- 結婚生活について

夫婦円満を維持するにはどうすればいいのか、夫婦仲が悪化したときはどのように対処すればいいのか……など、夫婦円満で悩んでいる方は多いでしょう。長く一緒に暮らしていると相手の嫌な部分が目につきやすくなるものですが、それを受け止められるかどうかが夫婦円満のポイントでもあります。ほかにも、夫婦円満のためには、日ごろからどのようなことに注意していけばいいのでしょうか。
そこで、本記事では、夫婦円満のコツについて詳しく説明します。
この記事を読むことで、夫婦仲が悪くなってしまう原因や対処法なども分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。
1.夫婦円満とはどんな状態か?
最初に、夫婦円満とはどのような状態のことをいうのか、基本情報をチェックしておきましょう。
1-1.お互いに尊敬している
夫婦円満に対する解釈は人それぞれですが、主に、お互いのことを尊敬していて夫婦関係がうまくいっている状態のことを指しています。誰からみても円満と感じられる夫婦は、お互いに相手の意見や価値観を尊重し合っている様子が伝わってくるのではないでしょうか。人はみんな異なる価値観を持っており、喧嘩(けんか)になることがあります。たとえ、喧嘩をしたとしてもそれがお互いの理解を深められる良いきっかけとなり、さらに絆(きずな)を深める夫婦こそが夫婦円満といえるでしょう。
1-2.調和がとれている状態
夫婦円満は、調和がとれている状態ともいえるでしょう。そもそも、円満という言葉は「物事の様子が人柄などが、調和がとれていて穏やかなこと」という意味を持っています。夫婦円満=ラブラブの関係と考える方もいますが、ラブラブというよりも調和がとれていて、お互いに心地良くいられるほうがしっくりくるでしょう。たとえば、10年以上一緒に暮らしている夫婦は、「適度な距離感が大事」でお互いに細かいことは言わないと話していました。相手を信用しているからこそ、それぞれの時間やプライベートが尊重できるというわけです。
2.夫婦円満のコツを紹介!
ここでは、夫婦円満のコツをいくつか紹介します。
2-1.お互いに1人の時間を大切にする
夫婦円満のコツは、お互いに1人の時間を大切にすることです。もちろん、夫婦としてのコミュニケーションはとても大切ですが、夫婦になると一緒に生活することになります。常に、四六時中一緒に過ごしているからこそ、相手の嫌なところが目についたり、1人で過ごしたい時間もできたりするものです。いくら好き同士であっても毎日一緒にいると窮屈さを感じてしまうので、たまには1人の時間を確保するようにしてください。友人と会ったり、カフェで一息ついたり、趣味に時間を費やしたり、リフレッシュできる時間を作るのも夫婦円満のコツです。
2-2.配偶者の意見も受け入れる
自分の気持ちを伝えたり、意見を押し付けたりしがちですが、配偶者の意見に耳を傾けてはきちんと受け入れることも夫婦円満のコツです。最初にお話したとおり、夫婦円満はお互いを尊重している状態のことを指しています。異なる価値観や考え方を受け入れ、相手を尊重することが夫婦円満の第一歩につながるでしょう。どうしても受け入れられなかったり、すれ違ったりしてしまったときは、まず相手の意見に耳を傾けてください。自分から相手の意見に耳を傾けていけば、自然と相手もあなたの意見を受け入れてくれるようになります。まずは自分から意識を帰ることが大切です。
2-3.諦めることも大事
夫婦円満のためには、相手に対して諦めることも大切です。長く一緒に生活していると相手の嫌なところだったり、不満に感じる部分だったり、たくさん出てきてしまうでしょう。付き合っていたころはそこまで気にしなかった部分でも気になり始めるとイライラしてしまいがちです。そのままではずっとストレスを感じるだけになってしまうので、お互いにもともとは他人だと割り切ることで、イライラする機会もなくなります。相手に期待しすぎないように意識することも、夫婦円満の秘訣(ひけつ)です。
2-4.言葉にして伝える
「自分の気持ちを分かってくれるだろう」と勝手に思い込んで言葉にしないのはNGです。日ごろの感謝や好意の気持ちは、しっかりと口に出して相手に伝えることも夫婦円満のコツとなります。夫婦円満を保っている夫婦は、お互いの良いところや感謝の気持ちをきちんと伝え合っているものです。たとえ、不器用であったとしても、相手と心から会話することを心がけてください。
3.夫婦仲が悪くなってしまう原因は?
ここでは、夫婦が悪くなってしまう原因について説明します。
3-1.夫婦の時間がなくなる
仕事や家事・育児などお互いに忙しい日々を送っていると、会話をしたり出かけたりといった夫婦の時間がなくなってしまいます。やはり、夫婦2人で過ごす時間やコミュニケーションが少なくなればなるほど不仲になりがちです。自分のことや子どもの世話でいっぱいいっぱいになってしまうと、相手を思いやる余裕がなくなってしまいます。その結果、相手の気持ちを勘違いしてしまったり、つい八つ当たりをして言い争いになってしまったりと不仲が悪化してしまうのです。忙しくても夜は一緒にご飯を食べる・休日は話す時間を作るなど心がけたほうがいいでしょう。
3-2.相手の気づかいや思いやりが当たり前になってしまう
夫婦として生活する時間が長くなるほど、相手の気づかいや思いやりが当たり前に感じてしまい、きちんと感謝の気持ちを口に出す機会が減ってしまいます。これも、夫婦仲が悪くなってしまう原因の1つといえるでしょう。たとえば、家に帰ってきてご飯が用意されている・子どもの送り迎えをしてくれるなど、毎日同じことをくり返していると当たり前になってしまい、ありがたみがなくなります。当たり前のことでも「ありがとう」など感謝の気持ちを言葉にすることが大切です。
3-3.家事・育児がワンオペになっている
家事や育児がワンオペ状態になっているのも、夫婦仲が悪化してしまう原因の1つです。特に、夫婦間の家事分担が2:8、1:9と極端に偏っている状態は要注意といえるでしょう。最初はそこまで負担に感じることはなくても、少しずつ負担が大きくなり、不満がじわじわと溜まっていきます。そして、ついに爆発してしまうというわけです。ワンオペではどちらかが負担を強く感じてしまうため、なるべく分担するように意識しましょう。
3-4.話し合いをしていない
夫婦喧嘩をしたり言い争いになったりしたとき、お互いに話し合おうとする意思を見せているでしょうか。話し合いをせずにそのままにしてしまうと、夫婦仲が悪化する原因となります。話し合いをしなかった結果、どちらかが自分のしたことを正当化してしまい、非を認めない態度を取るでしょう。そこからすれ違いが多くなっては関係がこじれてしまうというわけです。言い争いになったとしても、きちんと話し合う姿勢を見せていかなければなりません。
4.夫婦仲が悪化したときの対処法
ここでは、夫婦仲が悪化したときの対処法を解説します。
4-1.相手を理解しようとする姿勢が大事
夫婦仲が悪化したら、まず相手に興味を持ち、理解しようとする姿勢を見せることが大切です。自分のことや家事・育児・仕事のことでいっぱいいっぱいになってしまうと、相手を思いやる気持ちまでなくしてしまいます。パートナーと長く幸せな生活を送るためには、相手を理解しようとする気持ちが大事です。人は親しくなればなるほど相手への観察能力が低下するといわれています。だからこそ、配偶者に興味を持ち、理解しようとする姿勢を見せていきましょう。
4-2.相手の言葉に耳を傾ける
前述したように、夫婦円満のコツは相手の気持ちに寄り添い耳を傾けることです。「夫婦仲が悪くなってきたな……」と感じる瞬間があれば、なるべく早めに夫婦で話し合う時間を作りましょう。ただし、そこでは自分の気持ちばかり伝えるのはNGです。もちろん、自分の気持ちを相手に伝えることは大切ですが、相手の話も最後まで聞いてください。自分から相手の言葉に耳を傾けることで、自然と相手もあなたの言葉を聞いてくれるはずです。
4-3.誕生日や記念日を大事にする
お互いの誕生日や記念日を大事にすることも、夫婦仲を改善するポイントです。長く一緒に生活していると、どうしてもお互いの関係がマンネリ化してしまいます。マンネリ化が夫婦仲が悪化している可能性もあるため、非日常体験を大切にしましょう。お互いの誕生日や結婚記念日などお祝いごとは夫婦2人でディナーをしたり、旅行や外で待ち合わせをしてデートをしたりといつもとは違う雰囲気で過ごすと夫婦仲がより良くなるはずです。
4-4.共通の趣味を見つける
共通の趣味を見つけることも、夫婦仲を改善する対処法です。たとえば、一緒にガーデニングを楽しんだり、アウトドアに出かけたり、ゴルフやテニスなどのスポーツをしたり、できることはたくさんあります。1人の時間を確保することも大事ですが、夫婦仲が悪くなっているときは同じ趣味に時間を割くことで共通の楽しみが増えるのです。自然と2人で過ごす時間が充実しますし、共通の話題ができるので会話も盛り上がるでしょう。
5.夫婦円満に関してよくある質問
夫婦円満に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.喧嘩したときの対処法は?
A.あくまで夫婦は他人同士ですから、お互いの意見や価値観が異なるのは当たり前です。喧嘩した後は割り切り、次の日には何事もなかったように接するのもアリでしょう。ただし、喧嘩した理由を放置したり、忘れたりしてはいけません。お互いに不満を持ったままでは夫婦円満とはほど遠い関係になってしまうため、喧嘩をするときは本音をきちんと伝えてください。喧嘩した後も不満が残るのであれば、話し合いの場を設けて仲直りしましょう。
Q.不満を伝える際のポイントは?
A.素直な会話を心がけることです。相手を傷つけたくない・嫌われたくないという気持ちから嘘をついてしまうこともあるでしょう。けれども、相手に嘘をついたり、本音を隠したりしているような夫婦は一向に心を通わせることはできません。どちらか一方が素直になっていないと、溝は深まるばかりです。不満を伝える際は相手の気持ちに寄り添いながら、本音をしっかりと伝えてください。
Q.夫婦の心が離れてしまう原因は?
A.隠し事が増えていくほどに、夫婦の心が離れてしまうので注意が必要です。相手が隠し事をしているような素振りをみると「自分は信用されていない」とショックな気持ちになるでしょう。夫婦は信頼関係が大切なところもあるため、隠し事はしないようにしてください。隠し事が増えるほどに相手に対する不信感が募り、心が離れてしまいます。
Q.スキンシップも心がけたほうがいいのか?
A.夫婦円満のためには、適度なスキンシップも大切です。いつもくっつくべきとはいいませんが、キスやハグなど相手の温(ぬく)もりを感じるスキンシップは日々重ねたほうがいいでしょう。イギリスの人類学者によると、スキンシップの回数が多いほど相手との関係が良くなるといいます。日常的なキスやハグは夫婦関係を円満に保つコミュニケーションツールといえるでしょう。
Q.夫婦関係が修復可能なケースは?
A.仲直りをする際にお互いの意見を交わし、嘘偽りのない気持ちを伝えられるのであれば、夫婦関係を修復することが可能です。また、お互いに結婚生活を円満にする意思があるか否かも重要なポイントといえるでしょう。ただし、一切話し合いに応じなかったり、改善する気がなかったりする場合は、夫婦関係が破綻して修復が困難になる可能性があります。
まとめ
夫婦円満のコツは、嘘偽りなく素直な気持ちを相手に伝えることです。喧嘩になったとしても、素直な気持ちを伝えることができるのであれば、仲直りもすぐにできるでしょう。相手が歩み寄ってくれなくても、自分から歩み寄ろうとすることで相手が変わることもあります。夫婦仲が悪いからと諦めずに、相手の気持ちに寄り添い話を聞いてあげたりしてください。たった少しの意識や心がけて夫婦仲が改善するケースはありますよ。
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