結婚詐欺の手口を見抜くには? 被害にあわないためにできることも!
- 2020.05.18
- 結婚相手について

「結婚詐欺の手口にはどんなものがあるのか?」「詐欺かどうか見極める方法を知りたい」とお悩みではありませんか? 結婚詐欺の被害は年々増加しているのが現状です。「せっかく運命の人に出会えたと思ったのに、地獄に突き落とされてしまった」という思いをした女性はたくさんいます。被害にあわないためには、結婚詐欺の手口や特徴にいち早く気づく必要があるでしょう。
この記事では、結婚詐欺かどうかを見極める方法や、被害を防ぐポイントなどを詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、実際にあった結婚詐欺の手口や、被害にあわないためにやるべきことなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.結婚詐欺の手口を紹介
まずは、結婚詐欺の手口として多い事例をご紹介しましょう。
1-1.婚活中の女性をターゲットにする
結婚詐欺師がターゲットに選びやすいのが、婚活中の女性です。「結婚願望が強い女性が多いのでだましやすい」というのが理由でしょう。結婚を望む女性の前に「理想の男性」として現れることで弱みを握り、お金をだまし取ろうとするのです。そのため、結婚詐欺師は婚活サイトや婚活パーティーなどに現れることが多いという特徴があります。
1-2.結婚前提の交際を望む
結婚詐欺師は、出会った直後から結婚をほのめかします。結婚前提の交際を望んでくる場合がほとんどでしょう。結婚相手として意識させることで相手の警戒心を解き、信用させるのが狙いです。
1-3.急にお金が必要になる
結婚詐欺師は、急にお金が必要になります。最初は「お金に困っていない」ということをアピールして信用させるのが手口です。そして、突然「事業に失敗した」「家族が病気になってしまった」などという理由でお金を借りようするでしょう。このとき、「二人の将来のためにお金が必要」というように、都合のよいことを口にするケースが多くなっています。
2.結婚詐欺を見極める方法は?
結婚詐欺かどうかを見極める方法には、以下のようなものがあります。
2-1.家族や友人に紹介してくれるか
家族や友人に紹介してくれるかどうかは、結婚詐欺を見極める重要なポイントになります。普通であれば、結婚の約束をしている相手を家族や友人に紹介する場合がほとんどでしょう。こちらが望んでも話をはぐらかし、家族や友人に会わせてもらえない場合は要注意です。
2-2.写真を撮らせてくれるか
結婚詐欺師にとって、顔を写真に撮られることは問題です。交際していた事実が証拠となって残るのは避けたいところでしょう。また、相手が詐欺だと気づいて被害届を出したとき、写真が残っていると身元が割れやすくなります。写真撮影を過剰に嫌がる場合-は、詐欺を疑ってみてもよいでしょう。
2-3.振り込みでのお金のやり取りを嫌がらないか
相手から「お金を貸してほしい」といわれたとき、銀行口座への振り込みを提案してみてください。結婚詐欺師であれば、口座情報が残ることを恐れて振り込みでのお金のやり取りを嫌がるはずです。
3.結婚詐欺の被害を防ぐポイント
結婚詐欺の被害にあうのを防ぐには、どうしたらよいのでしょうか。
3-1.婚活サイトは慎重に選ぶ
結婚詐欺師とは婚活中に出会うケースが多いため、婚活サイトを利用する際は慎重に絵サイト選びをしましょう。セキュリティー管理がしっかりした優良な婚活サイトであれば、過去にトラブルを起こした会員は再登録できないようになっています。どんな人でも簡単に潜り込めてしまうような、セキュリティーの甘いサイトは選ばないようにしましょう。
3-2.相手のSNSをチェックしてみる
付き合った相手に疑問を感じたときは、相手のSNSをチェックしてみるのも一つの手です。もちろんSNSを一切やっていない可能性はあります。しかし、「聞いていた話と違う」というような内容が見つかることも考えられるでしょう。
3-3.勤め先が実在するか調べてみる
相手の勤め先が実在するか、インターネットで調べてみましょう。都道府県や市町村名と会社名を入力すれば簡単に見つかるはずです。実在しない場合は、あなたをだましている可能性が高いでしょう。特に、会社の社長や経営者を名乗っている場合は、会社のホームページに名前が掲載されているかどうか必ず確認してください。
3-4.お金は絶対に貸さない
たとえどんなに相手を信じたくても、お金だけは絶対に貸さないよう心に決めましょう。お金さえ貸さなければ、心の被害だけで済むはずです。そもそも、結婚もしていない相手からお金を借りようとする相手と結婚して、本当に幸せになれるか考えてみてください。
4.結婚詐欺の被害にあったときの対処法
相手が結婚詐欺だと気づいてしまった場合や、実際に被害にあってしまった場合の対処法をご紹介しましょう。
4-1.証拠をつかむ
相手を訴えるつもりがあるなら、詐欺の証拠をつかみましょう。自分で証拠探しをするのは危険なので、探偵事務所などに調査を依頼するのがおすすめです。身元調査や素行調査によって証拠をつかんでくれるでしょう。
4-2.警察や弁護士に相談する
「お金をだまし取られた後、姿を消してしまった」「慰謝料を請求したい」という場合は、警察や弁護士に相談してみましょう。警察に被害届を出せば居所を探してもらえるため、お金を取り戻すことができる可能性もあります。また、弁護士に相談すれば法的な手続きも代行してもらえるでしょう。
4-3.カウンセラーに相談する
だまされたことで精神的につらい思いをしたときは、カウンセラーに相談するとよいでしょう。つらい気持ちを吐き出すことで気持ちが楽になる可能性があります。また、相談することで冷静な気持ちを取り戻し、前向きになれるはずです。
5.結婚詐欺に関するよくある質問
「結婚詐欺について知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。
Q.結婚詐欺の被害にあいやすい人の特徴を教えてください。
A.結婚願望が強い・ある程度のお金を持っている・人を信じやすいなどの特徴があります。
Q.付き合い始めたばかりの相手に「3万円貸してほしい」といわれました。この程度の金額なら結婚詐欺ではないと思ってよいでしょうか?
A.最初は少ない金額で相手を信用させ、段階的に金額を上げていくのが結婚詐欺師の手口です。十分注意しましょう。
Q.お金を渡していなくても詐欺罪で訴えることはできますか?
A.金銭的な被害を受けていない場合、立証するのは難しいでしょう。
Q.探偵事務所に身元調査を依頼する場合、費用はどのくらいかかりますか?
A.調査日数やスタッフの人数などにもよりますが、10万~20万円前後が相場です。
Q.探偵事務所選びのポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・料金体系が明確か・探偵業の届け出をしているか・過去に行政処分を受けていないかなどをチェックするとよいでしょう。
まとめ
結婚詐欺の手口として多いものや被害を防ぐ方法などを詳しくご紹介しました。自分が結婚詐欺の被害にあうとは、誰も思っていないはずです。真剣に将来を考えた相手が結婚詐欺かもしれないと疑うのは、とてもつらいことでしょう。しかし、真剣だからこそ、自分の将来のために、事実を明らかにする必要があるのです。ぜひこの記事を参考に、結婚詐欺被害の問題を解決してください。
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